HOLOEYE Photonics AG LETO-3 Spatial Light Modulator

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LETO-3

空間光変調器（位相変調タイプ）

LETO-3 Phase Only 空間光変調器は、高帯域幅を備えた高速なSLMプラットフォームです。このSLMはカラーシーケンシャル位相操作が可能です。

LETO-3 SLM – マイクロディスプレイの特長
ディスプレイタイプ：	反射型LCOS(Phase Only)
解像度：	1920×1080ピクセル
ピクセルピッチ：	6.4μm
フィルファクター：	93%
アクティブエリア：	12.29×6.91mm (0.55" Diagonal)
アドレッシング：	8ビット（256グレーレベル）
シグナルフォーマット：	HDMI – HDTV Resolution
入力フレームレート：	60Hz / 180Hz

LETO-3位相変調タイプ空間光変調器、フルHD（1920 x 1080ピクセル）解像度の反射型LCOSマイクロディスプレイをベースにしています。ピクセルピッチは6.4 µmで、ピクセル間隔は0.2 µmと小さいため、LETO-3 SLMは93％の高い開口率を提供します。

LETO-3は、反射率が62％から75％（波長およびバージョンによります）です。このデバイスでは80％以上の回折効率（16レベルブレーズド回折格子）を提供し、総光効率は約60％になります。

LETO-3 SLMドライバーは、色切替可能なレーザーやLED照明といったカラー・フィールド・シーケンシャル（CFS）モードで動作するように準備されています。この装置にはLEDコネクタが備わっており、光源を装置と同期させることができます。ドライバーには、異なる環境向けに事前に構成されたCFS設定が4つのスロットに用意されており、Configuration Manager Softwareを使用して選択することができます。

LETO-3 バーションラインアップ

HOLOEYEは、異なる波長範囲や用途に最適化された3種類のLETO-3空間光変調器を提供しています。1つのSLMバージョンは可視光範囲に最適化されており、もう1つは近赤外線範囲（最大1100 nm）に最適化されています。3つ目のバージョンは高速応答（180 Hz）に最適化されており、色切替可能なRGBレーザーを使用したカラー・フィールド・シーケンシャル（CFS）操作用の可視光範囲に対応しています。

型式	反射率	最大位相変調量	波長範囲
LETO-3-CFS-127	70 %	min 2π @ VIS	420 – 650 nm
LETO-3-VIS-009	67 %	3.7π @ 530 nm 2.2π @ 800 nm	420 – 800 nm
LETO-3-NIR-081	65 %	4.4π @ 650 nm 2.4π @ 1064 nm	650 – 1100 nm

LETO-3 空間光変調器キット内容

LETO-3 SLM 提供内容

Phase Only ディスプレイ（含フレックスケーブル）
ドライバーユニット
デバイスマウント
ディスプレイマウント
電源＋ケーブル
USB/mini USBケーブル
(CFS光源同期ケーブル) – CFSバージョン向けのオプション
HDMIケーブル
安全の手引きおよびクイックスタートガイド（テスト用偏光子入り）
USBフラッシュドライブ（ソフトウェアパッケージおよびドキュメント付き）

ソフトウェア機能

LETO-3 phase only SLMは、標準のグラフィックカードのHDMIインターフェースを使用して外部モニターのように簡単にアドレッシングできます。SLMを操作するために追加のソフトウェアや専用ハードウェアは必要ありません。

このLCOS SLデバイスには、GUI（グラフィカルユーザーインターフェース）ベースのConfiguration Managerソフトウェアが付属しています。Configuration Managerを使用して、幾何学的設定、明るさ、コントラスト、および新しいガンマカーブや別のデジタル駆動方式を適用することによって電気光学応答を変更できます。これらの高度なキャリブレーションにはUSBインターフェースが使用されます。

さらに、HOLOEYE SLMにはパターンジェネレーターソフトウェアが付属しています：

ユーザー定義画像からコンピュータ生成ホログラム（CGH）の計算
レンズ、格子、アキシコン、渦などの基本的な光学機能を表すSLM信号の生成
複数の機能を組み合わせるためのCGHと基本的な光学機能の重ね合わせ

この装置には特別なSLMスライドショープレイヤーソフトウェアも付属しています。また、SLMディスプレイSDKもダウンロード可能で、さまざまなプログラミング言語向けにAPI（アプリケーションプログラミングインターフェース）を提供し、画像やデータ/位相配列をHOLOEYEスペーシャルライトモジュレーターに直接表示することができます：