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LUNA
空間光変調器(位相変調タイプ)
LUNA 空間光変調器は、小型またはポータブルなソリューションへの統合に最適な、HOLOEYEで最もコンパクトなSLMプラットフォームです。
LUNA SLM – マイクロディスプレイの特長 | |
ディスプレイタイプ: | 反射型LCOS(Phase Only) |
解像度: | 1920×1080ピクセル |
ピクセルピッチ: |
4.5μm |
フィルファクター: |
91% |
アクティブエリア: |
8.64×1.86mm (0.39" Diagonal) |
アドレッシング: | 8ビット(256グレーレベル) |
シグナルフォーマット: | HDMI – HDTV Resolution |
入力フレームレート: |
60Hz |
カラーフィールドレート: |
180Hz -3つのカラーフィールド |
LUNA位相変調タイプ空間光変調器 (SLM)は、標準のデジタルビデオインターフェース(DisplayPort)を備えたドライバーユニットと、フルHD解像度(1920 x 1080ピクセル)および4.5µmのピクセルピッチを持つ phase onlyのLCOS(Liquid Crystal on Silicon)マイクロディスプレイで構成されています。アクティブエリアの対角線の長さは0.39インチで、アスペクト比は16:9です。
ドライバASICはLCOSマイクロディスプレイ自体に組み込まれています。これにより基板スペースが節約され、非常にコンパクトなドライバーを実現し、統合がより便利になります。標準ドライバーボックスのサイズはわずか84.4 x 47 x 28.8 mmです。ディスプレイは4レーンのMIPI DSI経由でビデオデータ入力を受け入れることもできます。これにより、フェーズオンリーのスペーシャルライトモジュレータ技術は、産業用途において新たな可能性を開きます
LUNA-VIS-111バージョンは、各色(R、G、B)に対して0πから2.2πまでの線形に分布した位相値が32以上あるカラーフィールドシーケンシャル(CFS)位相アプリケーションで使用できます。光源は各カラーフィールドごとに約1.1 msでトリガーされます。
CFSに必要な高速応答時間を達成するための基本要件は、55℃の高いディスプレイ温度と、対応する設定ファイルに保存された適切な電圧設定です。CFSモードでディスプレイ温度を管理するために、HOLOEYEのThermal Management System(TMS)を使用することを強くお勧めします。
LUNA バーションラインアップ
HOLOEYEは、LUNAドライバーユニットで駆動できるさまざまなフェーズディスプレイバージョンを提供しています。各ディスプレイバージョンは、異なる波長範囲での使用に最適化されています。現在、VISバージョン(420~650 nm)、NIRバージョン(680~1100 nm)、および通信波長帯(1400~1700 nm)用のバージョン(1550 nm付近)を提供しています。
型式 | 反射率 |
最大位相変調量 |
波長範囲 |
LUNA-VIS-111 | 64 % |
4.3π @ 450 nm 3.2π @ 520 nm 2.4π @ 635 nm |
420 – 650 nm |
LUNA-NIR-147 | 65 % |
3.3π @ 800 nm 2.3π @ 1064 nm |
680 – 1100 nm |
LUNA-TELCO-115 |
70 % |
2.3π @ 1550 nm |
1400 – 1700 nm |
LUNA 空間光変調器 キット内容
LUNA SLM 提供内容
ソフトウェア機能
LUNA phase only 空間光変調器(SLM)は、グラフィックスカードの標準DisplayPortインターフェースを使用して外部モニターのように簡単に接続できます。SLMを操作するために追加のソフトウェアや専用ハードウェアは必要ありません。
このデバイスはConfiguration Managerソフトウェアと共に提供されます。Configuration Managerを使用して、ジオメトリ設定、明るさ、コントラスト、電気光学応答を新しいガンマ曲線や別のデジタル駆動スキームを適用して変更できます。これらの高度なキャリブレーションには、USB接続を介してコンピュータの仮想COMポートを使用します。
さらに、HOLOEYE SLMにはパターンジェネレーターソフトウェアが付属しています:
この装置には特別なSLMスライドショープレイヤーソフトウェアも付属しています。また、SLMディスプレイSDKもダウンロード可能で、さまざまなプログラミング言語向けにAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)を提供し、画像やデータ/位相配列をHOLOEYEスペーシャルライトモジュレーターに直接表示することができます:
論文・参考文献
HOLOEYEの空間光変調器は、さまざまな応用分野の研究で使用されています。ライブラリには、出版物や研究論文へのリンクを豊富に取り揃えております。
LUNA Spatial Light Modulators
Authors:Michael Flachhuber, Johannes Scheuchenpflug, Thomas Hilbert, Norbert Danz, Peter Schreiber, Leo M. Wilhelm, Markus Metz, Jean-Christope Olaya, Tobias Reusch
MaMeK: a wide-angle dynamic holographic projection system for human-vehicle communication
Applications: Digital-/ Computer Holography/ CGH
August, 2023
LUNA Spatial Light Modulators
Authors:Benedicto, David; Collados, M. Victoria; Martín, Juan C.; Jesú s Atencia & Vallés, Juan A.
Coupled two-core integrated waveguides modal analysis
Applications: Digital-/ Computer Holography/ CGH
July, 2022
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